第2東京タワーについて
2007年(平成19年)現在、このタワーでは現在でも地上デジタル放送波の送信を行っているが、前述した様に、これはあくまでも一時的なものである。2011年7月24日までに地上デジタル放送に全面移行した場合、このタワーでは塔の高さが足りないなどの問題から、2007年(平成19年)の時点では首都圏に於いて放送受信障害がどの程度出るかは総務省でも把握できていないが、首都圏域すべて(アナログ放送の放送区域)をカバーし切れないと言われている。そこで、東京タワーに代わる新しい電波塔の建設が検討された。
日本電波塔は、この新東京タワー案に対して放送局各局にデジタル放送完全移行後に塔頂部のアナログ放送用のスーパーターンスタイルアンテナを撤去してデジタル放送用アンテナを設置すると共に、高さを30m伸延し、360mとする方針を各局に打診している様である。この場合、費用は40億円で済むと言われ、各局の放送設備もそのまま流用できる。
地上デジタル放送開始には間に合わなかったが、NHKと民放キー局は新塔の建設予定地を最終的に墨田区押上にある東武鉄道貨物操車場跡地に選び、ここに新塔『第2東京タワー』(仮称、地元では「すみだタワー」と呼んでいる模様)を建設する事となった。2008年度に着工し、地上デジタル放送の全面移行予定の2011年度の完成を予定している。高さは約610mで途中450m地点に特別展望ロビー、350m地点に展望ロビーを設置する。事業費は約500億円。但し、多額の建設費用面・NHKや民放各局の賃貸料の問題などクリアしなければならない問題が多く、現行の放送設備に於いてデジタル放送受信が問題がなければ、第2東京タワーの建設も白紙となる可能性もある。代わりに、現東京タワーの改修工事で鉄塔を高くする可能性も否めない。